【2026最新】分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器9選!ブランド別に徹底比較

  • 分づき米を白米コースで炊くと芯が残ってしまう
  • 雑穀米やもち麦を混ぜると水加減が毎回決まらない
  • 分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器がどれかわからない

分づき米とは、玄米から果皮やぬか層を部分的に削り、三分づき・五分づき・七分づきのように精米度を調整したお米です。雑穀米は白米にきびやあわ、もち麦などを混ぜて炊く食べ方を指します。

ぬか層や雑穀が残っているお米を白米と同じ水加減で炊くと、吸水が足りずに芯が残り、逆に水を足しすぎるとべたついた仕上がりになります。分づき米・雑穀米のおいしさを引き出すには、専用メニューの有無と吸水機能を理解し、用途に合う炊飯器を選ぶことが重要です。

この記事では、分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器の選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。毎日の主食を白米から切り替えたい方は、ぜひ参考にしてください。

タップできる目次

分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器の特徴

分づき米は、玄米の状態から精米度を段階的に上げたお米です。三分づきはぬか層と胚芽が多く残り、五分づき、七分づきと進むほど白米に近づきます。雑穀米は白米にあわやひえ、もち麦などを加えて炊くスタイルで、混ぜる量によって必要な水分が変わります。

白米は表面がなめらかで水を素早く吸いますが、ぬか層が残る分づき米は水をはじくため、同じ浸水時間では中心まで水が届きません。白米コースのまま炊くと加熱が始まった時点で吸水が終わっておらず、粒の中心に硬い芯が残ります。雑穀やもち麦も白米とは吸水の速さが違い、硬さのムラが出やすくなります。

つまり、分づき米・雑穀米を炊くときは、炊飯器が浸水時間をどれだけ確保できるか、水位目盛が用途に合っているかで仕上がりがほぼ決まるのです。同じ米でも炊飯器を替えただけで食感は変わり、分づき米・雑穀米向けの炊飯器選びは白米以上に差が出ます。

分づき米・雑穀米に対応した炊飯器を選ぶうえで注目したいポイントは、以下の5つです。

  • 分づき米・雑穀米の専用メニューがある炊飯器がおすすめ
  • 吸水(浸水)を自動で強化できる機能がおすすめ
  • 分づき米の水位目盛がある内釜がおすすめ
  • 圧力・スチームでぬか層をやわらかくできるモデルがおすすめ
  • 玄米・雑穀米での保温時間を確認するのがおすすめ

分づき米・雑穀米の専用メニューがある炊飯器がおすすめ

公式に「分づき」「雑穀」「麦めし」といったメニューが用意されている炊飯器は、浸水時間と加熱カーブをメニュー側が自動で切り替えます。タイガーの「分づき」メニュー、パナソニックの「雑穀米」「麦ごはん」メニュー、東芝の麦ご飯・雑穀米専用コースがその例です。

専用メニューがない機種でも、玄米コースと水加減の調整で分づき米を炊くことはできます。ただし玄米コースは玄米向けに浸水時間が組まれているため、七分づきのように白米寄りのお米では加熱しすぎてやわらかくなりすぎることがあります。

メニューが分かれている炊飯器なら、精米度や雑穀の配合を変えても操作は毎回同じで、炊き上がりも安定したままです。分づき米・雑穀米を日常的に食べる家庭ほど、メニュー構成は最初に確認したい項目といえるでしょう。

吸水(浸水)を自動で強化できる機能がおすすめ

分づき米のぬか層は水をはじくため、浸水時間の確保が仕上がりを左右します。東芝の「真空ひたし」は釜の中を減圧して米の内部の空気を抜き、水を芯まで引き込みます。三菱電機の「超音波吸水」は超音波の振動でお米の吸水を促す仕組みです。

吸水を強化する機能を持つ炊飯器なら、浸け置きの時間を短縮しながら芯残りを防げます。圧力IHの高温高圧もぬか層をやわらかくする方向に働くため、吸水機能と加圧を組み合わせたモデルは分づき米との相性が良いといえます。

帰宅してすぐ炊き始めたい家庭では、吸水機能の有無が体感差として最も大きく出る部分です。前の晩から浸水させておける生活リズムなら、吸水機能の優先度は下げても構いません。

分づき米の水位目盛がある内釜がおすすめ

日立のように、内がまに[分づき米]の水位線が引かれている炊飯器は、計算なしで水加減を決められます。目盛に合わせて水を入れるだけで済むため、三分づきから七分づきへ切り替えたときの迷いがなくなります。

水位目盛がない炊飯器では、白米の水位線に対して何割増しにするかを自分で管理しなければなりません。分づき米の失敗で最も多いのが水加減のずれなので、目盛の有無は地味ながら効いてくるポイントです。

雑穀米の場合は、雑穀の量に応じて追加の水量が必要になります。市販の雑穀ミックスは袋に指定量が書かれているため、水位目盛と袋の指定量を併用すると安定します。

圧力・スチームでぬか層をやわらかくできるモデルがおすすめ

可変圧力IHや圧力&スチーム方式は、釜の中の気圧を高めて沸点を上げ、粒の中心まで熱を通す方式です。代表的な加圧技術には、パナソニックの「おどり炊き」、日立の「圧騰甘み炊き」、象印の「炊き分け圧力」が挙げられます。

高温高圧はぬか層の硬さをほぐし、粒の外側と内側で硬さの差が出にくくなるのが利点です。分づき米では粒の表面だけが煮え、中心が硬いままという失敗が起きやすいため、加圧できる炊飯器を選ぶと仕上がりが一段と均一になります。

一方、マイコン式は加圧をしないぶん炊き上がりがさっぱりします。もちもちした食感を求めるなら圧力IH、粒立ちを残したいならIHやマイコンと、好みで選び分けられる点も押さえておきたいところでしょう。

玄米・雑穀米での保温時間を確認するのがおすすめ

炊飯器のカタログに載る保温時間は、白米を基準にした数値であることがほとんどです。玄米・雑穀米・麦ごはんは白米より保温時間が短く設定されており、同じ感覚で保温し続けると変色やにおいの原因になります。

東芝の「真空保温」は白米で40時間、麦・雑穀米では12時間と、米種ごとに保温可能時間が明記されています。数字が分かれている炊飯器はむしろ親切で、使い方の目安をそのまま守れば失敗しません。

家族の食事時間がばらつく家庭ほど、雑穀米側の保温時間を確認しておく価値があります。保温が短い機種を選ぶ場合は、後述する小分け冷凍と組み合わせる運用が現実的です。

分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器9選

ここでは分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器を、ブランド別に紹介します。各モデルの特徴・搭載メニュー・おすすめユーザー層を、公式サイトの情報をもとに解説します。

分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器は、以下のモデルです。

  • 【タイガー】JBH-G102
  • 【タイガー】JPV-L100
  • 【アイリスオーヤマ】RC-PGA50
  • 【象印】NW-YB10
  • 【パナソニック】SR-N510E
  • 【三菱電機】NJ-VP10J
  • 【東芝】RC-10SGX
  • 【siroca】SR-E111
  • 【日立】RZ-W100JM

【タイガー】JBH-G102

【タイガー】JBH-G102の製品画像

項目 内容
ブランド タイガー魔法瓶
モデル名 JBH-G102
炊飯方式 マイコン
容量 5.5合(1.0L)
分づき米・雑穀米関連メニュー 分づき/雑穀/麦めし
内釜(名称・厚さ) 遠赤黒厚釜(1.7mm)
吸水・浸水まわりの機能 低温吸水/予約吸水

「JBH-G102」は、タイガー魔法瓶のマイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉に属する5.5合モデルで、構成をシンプルにまとめながら炊き分けメニューを積んだ入門機です。マイコン式ながら雑穀や麦めしまでカバーする設計で、分づき米・雑穀米を炊飯器で試したい層に向けた入り口のモデルという位置づけになります。

内釜には1.7mm厚の「遠赤黒厚釜」を採用し、ふた・側面・底からの全面加熱と組み合わせて熱を回すことで、炊きムラを抑えます。白米は火かげんを3段階から選べ、「エコ炊き」メニューを使えば炊飯時のスチームを減らせるのも特徴です。分づき米は専用メニューではなく玄米・雑穀のメニューと水加減の調整で炊く運用になるため、精米度に合わせて水を足す手間は残ります。

マイコン式は加圧しないぶん粒立ちがはっきりした炊き上がりになり、雑穀米の食感を残したい方と相性が良いといえます。雑穀米やもち麦をまず試してみたい方、一人暮らしや二人暮らしで炊飯器を買い替える方におすすめの炊飯器です。

【タイガー】JPV-L100

【タイガー】JPV-L100の製品画像

項目 内容
ブランド タイガー魔法瓶
モデル名 JPV-L100
炊飯方式 圧力IH
容量 5.5合
分づき米・雑穀米関連メニュー 分づき/麦めし/玄米GABA
内釜(名称・厚さ) 土鍋蓄熱コート
吸水・浸水まわりの機能 −

「JPV-L100」は、土鍋で炊いたような味わいを狙ったタイガー魔法瓶の圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉の最新世代にあたるモデルです。2026年8月に登場した5.5合機で、分づき米を主食にしている家庭を明確に想定したメニュー構成を備えています。

「JPV-L100」の最大の特徴は、公式メニューに「分づき」が独立して用意されている点です。分づき米特有の食感を改善し、ふっくら炊き上げると公式に明記されています。さらに「麦めし」メニューは大麦の特性に合わせた炊飯技術を用いており、押麦ともち麦で設定が分かれているのも特徴です。「玄米GABA」メニューを使うとGABA含有量が生米比で約4.6倍になると公式が表記しており、「予約吸水タイマー」を使えば、炊き上がり時刻に合わせて吸水の時間を確保できます。

分づき米を専用メニューで炊けるモデルは多くないため、三分づき・五分づきまで踏み込みたい方には有力な選択肢です。雑穀・麦・玄米をローテーションで食べ分ける家庭にもおすすめできる、用途適合性の高い炊飯器といえます。

【アイリスオーヤマ】RC-PGA50

【アイリスオーヤマ】RC-PGA50の製品画像

項目 内容
ブランド アイリスオーヤマ
モデル名 RC-PGA50
炊飯方式 圧力IH
容量 5.5合
分づき米・雑穀米関連メニュー 麦飯/玄米/雑穀米
内釜(名称・厚さ) 極厚鍋釜(2mm)
吸水・浸水まわりの機能 −

「RC-PGA50」は、アイリスオーヤマの「米屋の旨み 銘柄量り炊き」シリーズに属する5.5合の圧力IHジャー炊飯器です。圧力IHと銘柄炊き分けを1つの本体にまとめ、機能の多さで選ばれているモデルになります。

「銘柄量り炊き」は本体の計量機能でお米の重さを量り、重量から適切な水量を割り出す仕組みです。銘柄ごとに炊飯プログラムを切り替える「銘柄炊き分け」に加え、最大1.2気圧の加圧と2mm厚の内釜で、粒の中心まで熱を通します。炊飯メニューには白米や無洗米のほか、玄米・麦飯・雑穀米が独立して用意されているため、分づき米は玄米メニューを軸に水加減を調整して炊く運用になります。

自動調理モードと温度調理モードも備えており、炊飯器を調理家電として兼用したい方にも向く構成です。麦ごはんや雑穀米を毎日の食卓に定着させたい方、計量の手間をなるべく減らしたい方におすすめのモデルといえます。

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【象印】NW-YB10

【象印】NW-YB10の製品画像

項目 内容
ブランド 象印マホービン
モデル名 NW-YB10
炊飯方式 圧力IH
容量 5.5合
分づき米・雑穀米関連メニュー 無洗米/雑穀米/麦ごはん
内釜(名称・厚さ) 黒まる厚釜(1.7mm)
吸水・浸水まわりの機能 熟成炊き(低温吸水)

「NW-YB10」は、象印マホービンの圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」に属する5.5合の定番機です。奇をてらった機能で押すのではなく、火力と圧力の基本性能を素直に積み上げたモデルとして仕上がっています。

加熱には「豪熱大火力」と「大火力ユニット」を組み合わせ、1.7mm厚の「黒まる厚釜」で釜全体に熱を回します。圧力は3通りの「炊き分け圧力」から切り替えられる仕様で、雑穀米・麦ごはん・玄米それぞれに合った炊き上がりを選べる点が強みです。「うるつや保温」で炊き上がったごはんの乾燥を抑えられるため、炊いてから食べるまで時間が空く日でも風味が落ちにくくなります。

無洗米専用メニューを備えているため、雑穀を混ぜる前提でも計量と水加減が崩れにくく、毎日同じ手順で炊けます。白米も分づき米も両方おいしく炊きたい3〜4人家族、炊いてから食べるまでの時間が空きやすい家庭におすすめです。

【パナソニック】SR-N510E

【パナソニック】SR-N510Eの製品画像

項目 内容
ブランド パナソニック
モデル名 SR-N510E
炊飯方式 可変圧力IH
容量 0.5〜5.5合(1.0L)
分づき米・雑穀米関連メニュー 玄米/麦ごはん/雑穀米
内釜(名称・厚さ) ダイヤモンド竈釜(2.2mm)
吸水・浸水まわりの機能 旨み熟成浸水

「SR-N510E」は、パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器「おどり炊き」の最新世代にあたる5.5合モデルです。釜の中で米を対流させる発想を軸に開発され、2026年6月に登場しました。

炊飯中は「急減圧バルブ」が圧力を一気に抜き、「おどり炊き」と呼ばれる激しい泡の対流で米粒を動かします。内釜は2.2mm厚の「ダイヤモンド竈釜」で、表面の「遠赤ダイヤモンドハードコート」が遠赤効果を高めます。分づき米・雑穀米の用途で見逃せないのが13の炊飯メニューの中身で、玄米・金芽ロウカット玄米・麦ごはん・雑穀米に加えて、玄米がゆ・金芽ロウカット玄米がゆ・雑穀米がゆまで独立している構成は、掲載モデルの中でも群を抜いて網羅的です。

雑穀米のおかゆまでメニュー1つで炊けるため、複数の米種を使い分ける家庭ほど操作がシンプルになります。食感炊き分けも4通り用意されており、米種ごとに好みを詰めたい方におすすめの炊飯器です。

【三菱電機】NJ-VP10J

【三菱電機】NJ-VP10Jの製品画像

項目 内容
ブランド 三菱電機
モデル名 NJ-VP10J
炊飯方式 IH
容量 5.5合
分づき米・雑穀米関連メニュー 玄米/麦飯/長粒米
内釜(名称・厚さ) 炭炊釜(備長炭コート)
吸水・浸水まわりの機能 超音波吸水

「NJ-VP10J」は、三菱電機の「備長炭 炭炊釜」シリーズに位置づけられる5.5合のIHジャー炊飯器です。加圧に頼らず、内釜の発熱と吸水工程で炊き上がりを作るという考え方で開発されています。

内釜に採用された「ダブル備長炭コート『熾火』」は、備長炭のコートによって熱の立ち上がりを高める構造です。分づき米との相性で効いてくるのが「超音波吸水」で、超音波の振動によってお米の吸水を促し、浸け置きの時間を取れないときでも芯まで水を届けます。銘柄ごとに炊飯プログラムを変える「銘柄芳潤炊き」も備えており、玄米・麦飯・長粒米のコースが独立している点も用途に合った構成です。

浸水に時間をかけられないほど忙しい家庭では、吸水を機械側が肩代わりしてくれる意味は大きくなります。分づき米の芯残りに悩んできた方、加圧しない粒立ちのある炊き上がりが好みの方におすすめです。

【東芝】RC-10SGX

【東芝】RC-10SGXの製品画像

項目 内容
ブランド 東芝ライフスタイル
モデル名 RC-10SGX
炊飯方式 真空圧力IH
容量 5.5合(1.0L)
分づき米・雑穀米関連メニュー 麦ご飯/雑穀米専用コース
内釜(名称・厚さ) 備長炭かまど丸釜(7mm)
吸水・浸水まわりの機能 真空ひたし/追い真空

「RC-10SGX」は、東芝ライフスタイルの真空圧力IHジャー炊飯器「炎匠炊き」に属する5.5合モデルです。真空にした釜の中で米に水を吸わせるという独自の工程を、炊飯の中心に据えています。

「真空ひたし」は釜内を減圧して米の内部の空気を抜き、空いた隙間へ水を引き込むことで、芯まで一気に吸水させる仕組みです。水をはじくぬか層を持つ分づき米や玄米との相性が良く、掲載モデルの中でも吸水工程の作り込みは際立っています。内釜は丸底60°と釜底WAVE 14本を持つ「備長炭かまど丸釜」で、最大1.2気圧の「気圧コントロール」と組み合わせて対流を作ります。麦ご飯・雑穀米には専用コースが用意されている一方、「真空保温」の可能時間は白米40時間に対して麦・雑穀米は12時間までと差があるため、保温前提で使う場合は注意が必要です。

吸水を最優先に考えるなら、分づき米・玄米向けとして第一候補に挙げられる炊飯器です。前日の夜から浸け置く習慣がない方、炊きたてを食べる時間が家族でずれやすい家庭におすすめします。

【siroca】SR-E111

【siroca】SR-E111の製品画像

項目 内容
ブランド siroca
モデル名 SR-E111
炊飯方式 土鍋電気炊飯
容量 白米1〜3合/玄米1〜2合
分づき米・雑穀米関連メニュー 米設定に雑穀米が独立
内釜(名称・厚さ) 伊賀焼土鍋「かまどさん」
吸水・浸水まわりの機能 −

「SR-E111」は、伊賀焼窯元の長谷園とシロカが共同開発した土鍋電気炊飯器「かまどさん電気」の現行モデルです。金属の内釜ではなく、直火用土鍋として知られる「かまどさん」をそのまま加熱するという、他社と発想の異なる炊飯器になります。

「SR-E111」の米設定には白米・玄米・雑穀米が独立して用意されており、雑穀米を専用の設定で炊ける点が分づき米・雑穀米の用途で効いてきます。炊飯・おこげ・おかゆから選ぶ「メニュー設定」と、かたさを調整する「仕上り設定」を組み合わせられるので、雑穀の配合を変えたときも仕上がりを追い込めるでしょう。ただし容量は白米と雑穀米で1〜3合、玄米は1〜2合までと小さく、家族4人分をまとめて炊く用途には向きません。

土鍋の蓄熱でじっくり炊くため、粒の輪郭がはっきりした食感に仕上がります。少量を丁寧に炊きたい2人以下の世帯、雑穀米の食感にこだわりたい方におすすめの炊飯器です。

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【日立】RZ-W100JM

【日立】RZ-W100JMの製品画像

項目 内容
ブランド 日立
モデル名 RZ-W100JM
炊飯方式 圧力&スチームIH
容量 5.5合(1.0L)
分づき米・雑穀米関連メニュー 水位線[分づき米]+白米
内釜(名称・厚さ) 大火力沸騰鉄釜
吸水・浸水まわりの機能 −

「RZ-W100JM」は、日立の圧力&スチームIHジャー炊飯器「ふっくら御膳」の最上位に位置する5.5合モデルです。加圧と蒸気の両方を使い、甘みを引き出す方向に振った設計になっています。

炊飯は「圧騰甘み炊き」で大火力沸騰させ、圧力とスチームで蒸らして仕上げます。内釜は発熱面積を広げた凸底形状の「大火力沸騰鉄釜」で、「全周断熱構造」が釜まわりの熱を逃がしません。分づき米の用途で決定的なのは、内がまに[分づき米]の水位線が引かれている点です。三分づき・五分づきは[分づき米]の目盛に合わせて白米メニューで炊き、七分づきは白米の目盛と白米メニューで炊く、という運用が公式のサポート情報で案内されています。

水加減を目盛任せにできるため、分づき米を毎日炊く家庭ほど失敗が減ります。「蒸気カット」で置き場所を選ばない設置性も含めて、分づき米を主食にしている方におすすめできるモデルです。

分づき米・雑穀米を炊くときの注意点

分づき米・雑穀米向けの炊飯器を最大限に活かすために、知っておきたい注意点を解説します。モデル選びと合わせて押さえておくことで、炊き上がりの安定度が変わります。

分づき米・雑穀米をおいしく炊くために押さえておきたい注意点は、以下の4つです。

  • 精米度に合わせて浸水時間を長めにとる
  • 雑穀・もち麦は水の追加量を配合ごとに調整する
  • ぬか由来の油分が残るので内釜と内ぶたをこまめに洗う
  • 保温より小分け冷凍のほうが向く場面を知っておく

精米度に合わせて浸水時間を長めにとる

分づき米の浸水時間は、精米度によって大きく変わるのが特徴です。七分づきは2時間以上、五分づきは3時間以上、三分づきは5時間以上が目安とされ、ぬか層が厚く残るほど水が入りにくくなるため、白米と同じ30分程度では足りません。

吸水を強化する機能を持たない炊飯器ほど、浸け置きの効果が大きく出ます。予約炊飯を使えば炊き上がり時刻に合わせて浸水時間を確保できるので、朝食用なら前の晩にセットしておく運用が現実的です。

夏場の常温での長時間放置は避け、冷蔵庫で浸水させるか、低温吸水に対応した炊飯器の機能を使ってください。水温が低いほうが吸水はゆっくり進みますが、そのぶん米の劣化を抑えられます。

雑穀・もち麦は水の追加量を配合ごとに調整する

雑穀の中には自重の倍以上の水を吸うものがあり、白米の水位線のままで炊くとパサついた仕上がりになります。逆に水を足しすぎるとべたつくため、配合量に応じた調整が欠かせません。

市販の雑穀ミックスは袋に「1合につき大さじ1、水を大さじ2追加」といった指定量が書かれています。まずは袋の指定量を基準にし、炊飯器側の雑穀米メニューと併用するのが失敗の少ない手順です。

もち麦や押麦は粘りが出やすいため、少なめの配合から始めて好みを探るとよいでしょう。同じ雑穀米でも配合を変えれば必要な水量は変わるので、いつもの分量を1つ決めておくと再現性が上がります。

ぬか由来の油分が残るので内釜と内ぶたをこまめに洗う

分づき米や玄米はぬか層に油分を含むため、炊飯後に内釜や内ぶたへ残りやすいのが難点です。残った油分はにおいの原因になるうえ、保温中のごはんの風味にも影響してきます。

内ぶたや蒸気口が着脱して洗えるモデルを選んでおけば、洗浄の手間はぐんと軽くなるでしょう。パーツ数が少なく食器と一緒に洗える構造かどうかは、カタログの手入れ欄に記載されています。

洗米のときにぬかをしっかり落としておくことも、においを防ぐ近道です。分づき米は白米ほど強く研ぐ必要はありませんが、2〜3回は水を替えて表面のぬかを流してください。

保温より小分け冷凍のほうが向く場面を知っておく

保温時間は米種ごとに設定されており、白米で40時間対応でも麦・雑穀米は12時間までという炊飯器があります。カタログの最長時間が雑穀米にも当てはまるとは限らない点は、見落としやすいところです。

長時間の保温は変色やにおいにつながりやすいため、食べきれない分は冷凍ご飯メニューで炊いて小分け冷凍するほうが向いています。冷凍用のコースを持つ炊飯器なら、解凍後にちょうど良い食感になるよう水分を残して炊いてくれます。

雑穀米は冷凍しても食感が落ちにくく、平たくラップで包んでおけば短時間で解凍できるのも利点です。保温に頼りきらない運用に切り替えるだけで、分づき米・雑穀米のおいしさを保てる時間は大きく延びます。

まとめ:分づき米・雑穀米で毎日のごはんを健康的に楽しもう

この記事では、分づき米・雑穀米におすすめの炊飯器と、用途に合うモデルの選び方を解説しました。分づき米は白米の食べやすさと玄米らしい食感を両立できる主食であり、うまく炊けるかどうかは炊飯器の吸水工程と水位目盛でほぼ決まるのです。

分づき米・雑穀米に対応した炊飯器を選ぶときは、専用メニューの有無・吸水を強化する機能・分づき米の水位目盛という3点を判断軸にすると失敗しません。操作をシンプルにしたいなら専用メニューの多いモデル、浸け置きの時間を取れないなら吸水機能を持つモデル、水加減で悩みたくないなら水位目盛のあるモデルが軸になります。

家族の人数と、食べ分けたい米種の数から候補を絞れば、選択肢は自然と数台まで減ります。いま白米コースで代用している方ほど買い替えの体感差は大きいので、用途に合う炊飯器を手に入れて、分づき米・雑穀米のごはんを毎日楽しんでください。

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この記事を書いた人

美味しいご飯を食べることを生きがいとする炊飯器おたくです。ご飯の炊き方にこだわり続け、自分の理想の炊飯器を探し続けてきました。このサイトでは、スペック表だけではわからない炊飯器のブランドやモデルの違い、用途・機能別のおすすめモデルをわかりやすく紹介しています。

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