- 三菱電機の炊飯器はどのシリーズが自分に合うのかわからない
- 本炭釜と炭炊釜の違いや性能差が気になる
- 全7モデルのスペックをまとめて比較したい
三菱電機は1972年に業界初のジャー炊飯器を発売した、炊飯器ブランドです。純度99.9%の炭素素材を削り出した「本炭釜」と特許取得の「連続沸騰」を軸に、かまど炊きの炊き上がりを追求し続けています。
この記事では、三菱電機の炊飯器のブランド特徴・独自テクノロジー・全7モデルの比較を解説し、シリーズ別のおすすめモデルを紹介します。三菱電機の炊飯器が気になっている方はぜひ参考にしてください。
三菱電機とはどんな炊飯器ブランド?特徴と評判を紹介
三菱電機は1972年に業界初のジャー炊飯器を発売して以来、50年以上にわたって炊飯器の技術革新をリードしてきた日本のメーカーです。象印・パナソニック・タイガーなどと並ぶ大手家電ブランドでありながら、炭素材の内釜と連続沸騰という独自路線を貫き、炊き上がりのこだわりで高い評価を得ています。
三菱電機の炊飯器のブランドコンセプト
「おいしいごはんのあるしあわせ」をブランドメッセージに掲げる三菱電機は、米本来の旨みを最大限に引き出すことを炊飯器づくりの核心に置いています。「この粒立ち、伝えたい」というキャッチコピーが示すとおり、粒立ちのよいごはんを炊き上げることが三菱電機の炊飯器の一貫したテーマです。
三菱電機の炊飯器は「おいしく炊ける」「健康を気遣う」「家事らく」の3軸で設計されています。多機能化・高機能IH化を競う他社ブランドとは異なり、炭素材内釜と連続沸騰による「かまど炊きの再現」という独自の哲学を、50年以上にわたって貫き続けています。
三菱電機の炊飯器の特徴・強み
三菱電機の炊飯器最大の強みは、純度99.9%の炭素素材を削り出した「本炭釜」です。炭の熱伝導特性により大火力を米全体へムラなく届けることができ、一粒一粒がしっかり立ったふっくらとした炊き上がりを実現します。
さらに最上位モデル「NJ-BW10H」では、全国50銘柄の米に対応した「銘柄芳潤炊き」を搭載しています。産地別のコシヒカリの違いまで引き出せる炊き分け機能は、三菱電機の炊飯器ならではの大きな強みです。
三菱電機の炊飯器の歴史
三菱電機は1972年に業界初の「ジャー炊飯器」を発売し、炊飯と保温を1台でこなす炊飯器の原型を世に送り出したブランドです。1991年には業界初のインバーター搭載IH炊飯器を開発し、かまど炊きを電気で再現するという方向性を早期に確立しました。
2001年には業界初の超音波吸水機能搭載炊飯器を発売して日本機械学会賞を受賞。2006年には純度99.9%の炭素素材を削り出した「本炭釜」搭載IHジャー炊飯器を発売し、高級炊飯器市場の先駆けとなりました。2022年には発売50周年を節目に「本炭釜 紬(つむぎ)」を刷新し、三菱電機の炊飯器技術は現在も進化し続けています。
三菱電機の炊飯器の価格帯とシリーズ構成
三菱電機の炊飯器は「本炭釜」シリーズと「炭炊釜」シリーズの2系統で全7モデルを展開しています。本炭釜は純度99.9%の炭素素材を削り出した内釜を採用し、市場価格は5万円〜6万円台の最上位ゾーンに位置します。
炭炊釜は金属製の内釜に備長炭をコーティングしたシリーズで、容量・釜の厚さ別に5モデルを展開しています。価格帯は2万円台〜3万円台と幅広く、コスパ重視から大容量まで家庭のニーズに応じた選択が可能です。本炭釜が「炭そのものの内釜」であるのに対し、炭炊釜は「炭の効果を金属釜で再現する」というコンセプトの違いがあります。
三菱電機 炊飯器の機能とテクノロジー
ここでは三菱電機の炊飯器に搭載されている独自テクノロジーを解説します。多くのブランドが同様の機能を持つ汎用技術ではなく、三菱電機が一押しでアピールしている5つの独自技術に絞って紹介します。
三菱電機の炊飯器に搭載されている5つの独自テクノロジーは以下のとおりです。
- 本炭釜 / 備長炭ダブルコート
- 連続沸騰
- 銘柄芳潤炊き
- 可変超音波吸水
- 低温調理機能
本炭釜 / 備長炭ダブルコート
三菱電機の本炭釜は純度99.9%の炭素素材を削り出した内釜で、金属製の内釜では実現できない高い蓄熱性と均一な加熱を特徴とします。炭の熱伝導特性により釜全体が素早く発熱し、米一粒一粒にムラなく熱を届けることで、粒立ちのよいふっくらとした炊き上がりを実現します。
三菱電機が本炭釜・炭炊釜ともに内釜の素材に徹底してこだわることで、炭でごはんを炊くという独自の炊飯哲学を現代の電気炊飯器で実現しています。
連続沸騰
連続沸騰は三菱電機が特許を取得している炊飯技術で、炊飯中に沸騰を途切れさせることなく高火力を維持し続けることが特徴です。一般的な炊飯器が温度制御のために加熱を断続的に繰り返すのとは異なり、三菱電機の炊飯器はふきこぼれるほどの大火力で沸騰をキープします。
三菱電機の連続沸騰は本炭釜・炭炊釜の全シリーズに搭載されており、三菱電機の炊飯器の炊き上がりを支える核となる技術です。
銘柄芳潤炊き
銘柄芳潤炊きは、米の産地・銘柄ごとに最適な吸水時間・火加減・蒸らし方を自動調整して炊き上げる三菱電機独自の機能です。同じコシヒカリでも魚沼産・新潟産・秋田産では水分含有量や粒の硬さが異なるため、銘柄別に最適化した炊き方でそれぞれの旨みを最大限に引き出します。
銘柄芳潤炊きを使えば全国各地の銘柄米を食べ比べる楽しみが広がります。米の銘柄にこだわる方にとって、三菱電機の炊飯器は炊き分け機能の豊富さで特に優れた選択肢です。
可変超音波吸水
可変超音波吸水は、三菱電機が2001年に業界で初めて炊飯器に搭載した技術です。内釜の底部から超音波振動を発生させ、米の表面に細かな振動を与えることで水の浸透を促進します。日本機械学会賞を受賞した実績のある、三菱電機を代表する独自技術のひとつです。
忙しい朝でも浸漬時間を省いて美味しいごはんが炊けるのは、三菱電機の可変超音波吸水がもたらす実用的なメリットです。
低温調理機能
低温調理機能は、65〜85℃(本炭釜シリーズ)または65〜75℃(炭炊釜VP・VSシリーズ)の温度帯で5〜180分の低温調理ができる機能です。ジッパー付きの食品保存袋に食材を入れて低温調理水位線まで水を張るだけで、手軽に低温調理が楽しめます。
低温調理機能は「NJ-BW10H」「NJ-VW10H」の本炭釜シリーズと炭炊釜のVP・VSシリーズに搭載されています。3.5合コンパクトモデルの「NJ-SE06H」には非搭載のため、低温調理を重視する方は搭載モデルを選ぶとよいでしょう。
三菱電機 炊飯器の全モデルの種類を比較
ここでは三菱電機の炊飯器全7モデルの種類と違いを解説します。まず全モデルの比較表で主要スペックを一覧してから、各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | シリーズ | 容量 | 内釜 | 銘柄芳潤炊き | 低温調理 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NJ-BW10H | 本炭釜 紬 | 5.5合 | 炭素削り出し 本炭釜 | 50銘柄 | あり | 約63,000円 |
| NJ-VW10H | 本炭釜 | 5.5合 | 炭素削り出し 本炭釜 | 10銘柄 | あり | 約50,000円 |
| NJ-VP18H | 炭炊釜(VP) | 1升 | ダブル備長炭 3.5mm厚 | 7銘柄 | あり | 約32,800円 |
| NJ-VP10H | 炭炊釜(VP) | 5.5合 | ダブル備長炭 3.5mm厚 | 7銘柄 | あり | 約29,550円 |
| NJ-VS18H | 炭炊釜(VS) | 1升 | ダブル備長炭 2.0mm厚 | – | あり | 約25,509円 |
| NJ-VS10H | 炭炊釜(VS) | 5.5合 | ダブル備長炭 2.0mm厚 | – | あり | 約21,800円 |
| NJ-SE06H | 炭炊釜(SE) | 3.5合 | 備長炭コート | – | なし | 約21,310円 |
NJ-BW10H(本炭釜 紬・5.5合)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-BW10H |
| シリーズ | 本炭釜 紬 |
| 容量 | 5.5合(3〜4人向け) |
| 内釜の特徴 | 炭素100%削り出し本炭釜 |
| 銘柄芳潤炊き | 50銘柄対応 |
「NJ-BW10H」は三菱電機の炊飯器フラッグシップ「本炭釜 紬(つむぎ)」で、2022年の発売50周年を機に刷新された最上位モデルです。純度99.9%の炭素素材を削り出した本炭釜に、八重(8重)全面加熱と熱密封かまど構造を組み合わせ、かまど炊きの炊き上がりを電気炊飯器で限りなく再現します。
炊飯だけでなく65〜85℃で5〜180分の低温調理が可能で、鶏ハムやローストビーフなどの高タンパクメニューにも対応しています。うま早モード(約28〜29分)・お急ぎモード(約19〜24分)・少量名人モード(0.5〜2合)など、毎日の炊飯から特別な料理まで幅広いシーンに対応します。
「NJ-BW10H」は全国の銘柄米を食べ比べる楽しみを最大限に味わいたい方や、低温調理など多機能な炊飯器を求める方におすすめの炊飯器です。三菱電機の炊飯器の中で最高の炊き上がりを追求したい方に、最良の選択肢となります。
NJ-VW10H(本炭釜・5.5合)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-VW10H |
| シリーズ | 本炭釜 |
| 容量 | 5.5合(3〜4人向け) |
| 内釜の特徴 | 炭素100%削り出し本炭釜 |
| 銘柄芳潤炊き | 10銘柄対応 |
「NJ-VW10H」は三菱電機の本炭釜シリーズのスタンダードモデルで、純度99.9%の炭素素材を削り出した本炭釜と8重全面加熱を搭載した上位炊飯器です。最上位「NJ-BW10H」から銘柄数(10銘柄)と食感調整の段階数を絞った位置付けですが、本炭釜・連続沸騰・低温調理という主要技術はしっかり継承しています。
2〜4人家族の日常炊飯において、毎日美味しいごはんを炊きたいというニーズに幅広く応えます。少量名人モードを使えば0.5〜2合の少量炊飯でも美味しく炊き上がるため、家族の人数が変わるライフステージにも対応しやすい炊飯器です。
「NJ-VW10H」は本炭釜の炊き上がりにこだわりたいが最上位モデルは予算が難しいという方や、2〜4人世帯で米の味をじっくり楽しみたい方におすすめです。三菱電機の本炭釜シリーズへの入門として最もバランスの取れた選択肢となります。
NJ-VP18H(備長炭 炭炊釜 3.5mm厚・1升)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-VP18H |
| シリーズ | 炭炊釜(VP) |
| 容量 | 1升(5〜6人向け) |
| 内釜の特徴 | ダブル備長炭コート 3.5mm厚 |
| 銘柄芳潤炊き | 7銘柄対応 |
「NJ-VP18H」は三菱電機の炭炊釜シリーズで大容量1升(10合)炊きに対応したフラッグシップモデルです。ダブル備長炭コートを施した3.5mm厚の金属釜と8重全面加熱を採用し、4人以上の大家族やお弁当のまとめ炊きに向けた設計となっています。
1升炊きの大容量を活かして週末にまとめてごはんを炊いて冷凍保存するシーンに向いています。低温調理機能も搭載しているため、大家族向けの鶏ハムや煮豚などをまとめて仕込む使い方にも対応できます。
「NJ-VP18H」は5〜6人以上の大家族で三菱電機の炭炊釜を使いたい方や、炭炊釜シリーズで最も性能の高いモデルを求める方におすすめの炊飯器です。カラーは黒曜のみの展開となります。
NJ-VP10H(備長炭 炭炊釜 3.5mm厚・5.5合)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-VP10H |
| シリーズ | 炭炊釜(VP) |
| 容量 | 5.5合(3〜4人向け) |
| 内釜の特徴 | ダブル備長炭コート 3.5mm厚 |
| 銘柄芳潤炊き | 7銘柄対応 |
「NJ-VP10H」は三菱電機の炭炊釜シリーズで5.5合炊きに対応した主力モデルです。「NJ-VP18H」と同じくダブル備長炭コートの3.5mm厚釜・8重全面加熱を採用し、三菱電機の炭炊釜の機能を家庭サイズに凝縮した炊飯器です。
3〜4人家族の日常炊飯において、毎日美味しいごはんを炊きたいというニーズに幅広く応えます。低温調理機能を活用すれば炊飯器ひとつで主食と副菜を準備するシーンにも対応できます。
「NJ-VP10H」は価格と性能のバランスを重視しながら三菱電機の炭炊釜の実力を体験したい方や、本炭釜まではいかなくても備長炭コートの炊き上がりにこだわりたい方におすすめです。カラーは黒曜・白亜麻の2色展開です。
NJ-VS18H(備長炭 炭炊釜 2.0mm厚・1升)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-VS18H |
| シリーズ | 炭炊釜(VS) |
| 容量 | 1升(5〜6人向け) |
| 内釜の特徴 | ダブル備長炭コート 2.0mm厚 |
| 銘柄芳潤炊き | – |
「NJ-VS18H」は三菱電機の炭炊釜シリーズで1升(10合)炊きに対応したミドルクラスモデルです。ダブル備長炭コートの2.0mm厚釜と7重全面加熱を採用し、「NJ-VP18H」と同じ1升炊きながらコスパを重視したポジションに位置します。
大家族が毎日まとめてごはんを炊く使い方や、週末に大量にごはんを炊いて冷凍保存する用途に適しています。低温調理機能を活用すれば大容量の低温調理メニューを仕込むことにも対応できます。
「NJ-VS18H」は大人数の家庭で三菱電機の炊飯器を使いたいが予算は抑えたいという方や、1升炊きで実用性を重視する方におすすめの炊飯器です。カラーは白亜麻のみの展開となります。
NJ-VS10H(備長炭 炭炊釜 2.0mm厚・5.5合)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-VS10H |
| シリーズ | 炭炊釜(VS) |
| 容量 | 5.5合(3〜4人向け) |
| 内釜の特徴 | ダブル備長炭コート 2.0mm厚 |
| 銘柄芳潤炊き | – |
「NJ-VS10H」は三菱電機の炭炊釜シリーズで5.5合炊きに対応したミドルクラスモデルです。ダブル備長炭コートの2.0mm厚釜と7重全面加熱を採用し、三菱電機の主要技術を2万円台前半で体験できるコスパモデルです。
2〜4人家族の日常炊飯において、コスパを重視しながら三菱電機の備長炭コートの炊き上がりを楽しめます。低温調理機能も搭載しているため、炊飯器ひとつで多様な料理をカバーしたい方にも向いています。
「NJ-VS10H」は初めて三菱電機の炊飯器を試してみたい方や、2〜4人家族でコスパを最優先する方におすすめの炊飯器です。カラーは黒曜・白亜麻の2色展開です。
NJ-SE06H(備長炭 炭炊釜・3.5合)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | NJ-SE06H |
| シリーズ | 炭炊釜(SE) |
| 容量 | 3.5合(1〜2人向け) |
| 内釜の特徴 | 備長炭コート |
| 銘柄芳潤炊き | – |
「NJ-SE06H」は三菱電機の炭炊釜シリーズで唯一の3.5合コンパクトモデルで、一人暮らし〜2人世帯に向けた炊飯器です。備長炭コートの内釜と5重全面加熱を搭載し、コンパクトなボディながら三菱電機の連続沸騰と可変超音波吸水を受け継いでいます。
一人暮らし・二人暮らしの日常炊飯はもちろん、大きな炊飯器のサブ機として少量炊き専用に使う用途にも向いています。本体サイズは231×289×204mmとコンパクトで、キッチンスペースが限られている住環境にも設置しやすい三菱電機の炊飯器です。
「NJ-SE06H」は一人暮らし・二人暮らしで三菱電機の炭炊釜を使いたい方や、キッチンスペースを節約しつつ備長炭コートの炊き上がりを楽しみたい方におすすめです。カラーは黒曜・白亜麻の2色展開です。
まとめ
この記事では、三菱電機の炊飯器のブランド特徴・独自テクノロジー・全7モデルの比較を解説しました。三菱電機は本炭釜と炭炊釜の2系統で、最高峰の炊き上がりからコスパ重視の選択まで幅広いニーズに対応する炊飯器ブランドです。
三菱電機の炊飯器選びの参考になれば嬉しいです。公式サイトや家電量販店でぜひ最新情報と実物を確認し、ご自身のライフスタイルに合った一台を見つけてください。


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